ベンツとレクサスはどっちが高いですか？乗り心地や装備・価格と維持費の違いを比較

ベンツがいい・オリジナルイメージ

ベンツとレクサスはどっちが高いですかと気になる方に向けて、両ブランドの価格や性能を比較した情報をまとめました。販売価格帯を比較するとどっちが高いですかや維持費を含めるとどっちが高いですかといった視点から、実際にどちらが高額になりやすいのかを検証します。

また新車と中古車でどっちが高いですかや同クラス比較でどっちが上の価格かといった詳細にも触れ、上級モデルはどっちが高いですかという高級志向の方にも役立つ内容です。

ベンツとレクサスはどっちが高いですか性能面から検証する際に欠かせない乗り心地の違いやエンジン性能を比較してみる点もご紹介します。

レクサスがベンツに勝てない点とは何か、リセールバリューはどっちが上か、内装の質感と装備で比較した場合の違いも解説しています。最後にはベンツからレクサスに乗り換える理由やブランドイメージでどっちが上かという観点も取り上げていますので、購入判断の参考にしてください。

記事のポイント

①：ベンツとレクサスの価格帯や維持費の違いがわかる

②：新車と中古車の価格差やコストパフォーマンスを比較できる

③：内装や乗り心地など装備や快適性の違いが理解できる

④：ブランド価値やリセールバリューの違いについて知ることができる

ベンツとレクサスはどっちが高いですか？

販売価格帯を比較するとどっちが高いですか
維持費を含めるとどっちが高いですか
新車と中古車でどっちが高いですか
同クラス比較でどっちが上の価格か
上級モデルはどっちが高いですか

販売価格帯を比較するとどっちが高いですか

販売価格帯に関しては、一般的にベンツのほうがレクサスよりも高く設定されています。これはブランドイメージの差だけでなく、装備や技術の標準装備レベルにも起因しています。

ベンツは「最善か無か」という哲学のもと、豪華な内装や最新の安全技術を惜しみなく搭載していることが特徴です。そのため、同じクラスの車でも価格が上乗せされる傾向があります。例えば、ベンツの中堅セダンであるEクラスは、基本グレードでも700万円台からの価格設定です。オプションを加えるとすぐに800万円以上に達するケースもあります。

一方で、レクサスはトヨタの高級ブランドとして高い品質と信頼性を持ちながらも、比較的価格を抑えた展開がされています。代表的な中堅モデルであるESは、売れ筋グレードでもおおよそ700万円以内に収まることが多く、ベンツのEクラスと比較するとやや手が届きやすい価格帯です。

この差は、標準装備される項目の違いにも表れます。ベンツは多くの装備が標準化されているため価格が上昇しやすい一方、レクサスは必要な装備だけを選んで追加するスタイルが取り入れられていることがあります。これにより、初期価格を抑えることが可能です。

もちろん、購入時の値引き交渉やキャンペーンの有無、為替の影響によっても価格は変動します。ただし、基本的な価格帯だけを比較するなら、ベンツの方が高価格帯にあるといえます。

そのため、高性能・高級感・ブランド力に魅力を感じる方にはベンツが合っており、コストパフォーマンスや信頼性を重視する方にはレクサスが検討しやすい選択肢になるでしょう。

維持費を含めるとどっちが高いですか

維持費を含めて比較した場合、多くのケースでベンツのほうが高くつく傾向があります。これは車両価格に限らず、修理費や消耗品のコストが大きく関係してきます。

まず、ベンツは輸入車であるため、部品代や修理にかかる工賃が国産車より高くなることが一般的です。例えば、ブレーキパッドの交換やエンジンオイルのメンテナンスだけでも、レクサスの倍近くかかるケースがあります。さらに、ベンツは高性能な仕様であるがゆえにブレーキの摩耗が早い傾向があり、その分メンテナンス費用もかさみがちです。

一方で、レクサスは国産ブランドであり、トヨタの信頼性とパーツ供給の安定性をベースにしています。その結果、故障が少なく、メンテナンス費用も比較的安く抑えることが可能です。加えて、レクサスはディーラーでのアフターサービスが充実しており、定期点検のパッケージなども用意されています。これにより、予想外の出費が発生しにくく、長期的に見れば経済的な面での安心感があります。

保険料についても、車両価格が高めなベンツのほうが高額になる傾向があります。車両保険に加入する場合、保険会社は修理費の高さも考慮して保険料を算出するためです。

ただし、ベンツの維持費が高い分、それに見合う高級感や満足感があるのも事実です。ドライビングプレジャーやブランドの象徴性を重視する方にとっては、維持費の高さも納得できる部分かもしれません。

レクサスは、同等の快適性を提供しながら、維持費の面では優位に立つ選択肢といえるでしょう。

新車と中古車でどっちが高いですか

新車価格ではベンツが高くなることが多い一方で、中古車市場では状況がやや異なります。両ブランドとも人気が高く、リセールバリューも安定していますが、モデルや年式によって価格差が変わるため、単純にどちらが「常に高い」とは言い切れません。

新車の場合、ベンツはブランド力や装備の充実度から価格が高く設定されています。特にAMGなどのスポーツグレードでは、同等クラスのレクサスよりも数百万円高くなるケースもあります。これに対して、レクサスは装備や品質に優れていながらも、価格が比較的抑えられているため、新車購入時には価格差がはっきりと表れます。

一方で中古車市場では、ベンツは値下がりが早い傾向があります。これは輸入車全体に共通する傾向で、購入から数年で価格が大きく落ちることが多いです。したがって、中古車として購入するなら、同じ価格帯でもベンツの方が装備や走行性能に優れたモデルが選べる可能性があります。

レクサスは高い信頼性と耐久性から、中古市場でも価格が安定しています。特にハイブリッド車などは人気が高く、年数が経っても高値で取引されることが多いです。

このように、新車であればベンツのほうが高い場合が多いですが、中古車では必ずしもそうとは限りません。中古でのコストパフォーマンスを重視するなら、ベンツに注目するのもひとつの手です。ただし、購入後の維持費や修理費も考慮する必要があります。

同クラス比較でどっちが上の価格か

同じセグメントに属する車種で比べると、ベンツの方が価格が上になることが多くあります。これは車両に込められているブランド価値、技術力、標準装備の違いに由来します。

例えば、ベンツのCクラスとレクサスのISはともにDセグメントの高級セダンに分類されますが、価格を比較するとCクラスの方がやや高めに設定されています。これは、Cクラスが標準で搭載している安全支援システムやデジタル装備、内装の素材などが高級志向で構成されているためです。

また、EクラスとレクサスESという中型セダン同士の比較でも、ベンツは700万円台からスタートし、装備や仕様によっては1000万円近くになることもあります。レクサスESは600万円台に収まるグレードが多く、価格面では明確な差が出やすいです。

ただし、価格差があるからといって単純に性能差があるとは限りません。レクサスは燃費や静粛性に優れたハイブリッドモデルを多数用意しており、快適性では高い評価を得ています。価格が抑えられている分、コストパフォーマンスを重視するユーザーには選びやすい車種といえるでしょう。

同じカテゴリで車を検討している場合でも、価格と装備のバランスや走行性能の方向性に違いがあるため、どちらが「上」と一概に判断するのではなく、求める価値に応じて選ぶことが重要です。

上級モデルはどっちが高いですか

上級モデルで比較すると、明確にベンツのほうが価格帯は上です。特にフラッグシップモデルや高性能仕様ではその差が顕著になります。

たとえば、ベンツのSクラスやGクラスのAMGモデルは、装備と性能が飛び抜けており、2000万円を超える価格帯になることも珍しくありません。これに対して、レクサスの最上位モデルであるLSやLXでも1000万円前後から1500万円程度に収まることが多く、上限価格に大きな開きがあります。

この差は単なるブランドイメージだけでなく、車の作り込みやパフォーマンスにも影響しています。ベンツの上級モデルは、乗り心地だけでなく運転支援機能、内装の素材、さらには高性能エンジンの搭載といった点でラグジュアリーを徹底的に追求しています。一方のレクサスも十分に高級感を備えていますが、トヨタブランドとしてのコストバランスが意識された価格設定になっています。

また、レクサスはハイブリッドモデルが中心で、環境性能に優れているのが特徴です。これに対してベンツは、大排気量のエンジンやプラグインハイブリッド、さらには電気自動車モデルまで幅広い選択肢を提供しており、技術的なバリエーションの広さも価格に影響しています。

そのため、上級モデルを選ぶ際には、価格だけでなく、装備や性能にどこまでの価値を見いだすかが重要な判断材料になります。価格面ではベンツが高額ですが、その分の価値をどう評価するかが鍵となるでしょう。

ベンツとレクサスはどっちが高いですか？性能面から検証

乗り心地の違いを比較して検証
レクサスがベンツに勝てない点とは
リセールバリューはどっちが上か
エンジン性能を比較してみる
内装の質感と装備で比較
ベンツからレクサスに乗り換える理由
ブランドイメージでどっちが上か

乗り心地の違いを比較して検証

乗り心地に関しては、ベンツとレクサスでは方向性が異なる快適性が追求されています。どちらが優れているかは一概に言えませんが、それぞれの特徴を知ることで自分に合った選択がしやすくなります。

まずベンツは、高級車にふさわしい重厚感のある乗り味が特徴です。しっかりとした車体剛性と高性能なサスペンションによって、路面の凹凸をほとんど感じさせない滑らかな走行が可能です。特にSクラスやEクラスなどの上級モデルにはエアサスペンションが標準装備されており、高速道路でも極めて安定した走りが楽しめます。また、車内の静粛性も高く、長距離移動でも疲れにくい点が好評です。

一方で、レクサスは日本車らしい繊細な乗り心地が魅力です。ハイブリッドモデルではモーター走行時の静けさが際立ち、市街地での低速走行時などには格別の静粛性が得られます。特にシートの造りやクッション性にもこだわっており、体への負担が少ないという評価を得ています。

ただし、スポーティな走りを重視する人にとっては、レクサスの柔らかめの足回りに物足りなさを感じる場合もあります。反対に、ベンツは堅めのセッティングが多く、人によっては乗り心地が硬く感じる可能性もあります。

つまり、ベンツは重厚で高級感のある乗り味を、レクサスは静かで優しいフィーリングを重視していると言えるでしょう。使用環境や好みに応じて、乗り心地の「快適さ」の意味も変わってきます。

レクサスがベンツに勝てない点とは

レクサスは高い品質と信頼性を誇るブランドですが、いくつかの面ではベンツに及ばないとされる部分もあります。とくに世界的なブランド力や車格における象徴性では、まだ差があると見られることが多いです。

最も大きな違いは「ブランドの格」に対する世間の認識です。ベンツは100年近い歴史を持つ老舗ブランドであり、特に欧州では「高級車＝メルセデス」という認識が根強く存在します。多くの国の要人や企業の役員が公用車として選ぶことが多く、ステータスシンボルとしての地位を確立しています。

また、車両のバリエーションや技術力でもベンツは一歩先を行っています。AMGモデルに代表されるように、極めて高性能なエンジンや先進の運転支援システム、走行安定性においては高い評価を得ています。これに対してレクサスは、走行性能よりも静粛性や快適性を重視した設計が多く、特に高速域でのスポーティな走行に関してはベンツに劣るとされることがあります。

さらに、内装の高級感や細部の演出でも違いが見られます。レクサスは質の高い素材を使用してはいるものの、ヨーロッパ的なラグジュアリー感においては、ベンツの洗練されたインテリアに一歩及ばないとの声もあります。

このように、ブランドの格や高性能モデルでの優位性、細部のつくり込みなど、レクサスがベンツに勝てない点はいくつか存在します。ただし、それはあくまで一部の分野であり、用途や価値観によって評価は大きく変わります。

リセールバリューはどっちが上か

リセールバリュー、つまり車を売却する際の再販価格においては、レクサスが安定した強さを見せています。とくに日本国内では、レクサスの再販価値の高さは多くの中古車市場関係者からも認められています。

レクサスの強みは、まず故障が少なく信頼性が非常に高い点にあります。トヨタが持つ品質管理のノウハウをそのまま高級車に持ち込んでいるため、長く乗ってもトラブルが少なく、購入後も安心して乗り続けられるという評価が浸透しています。このため、中古車市場でもレクサスは人気が高く、年数が経っても比較的高値で取引される傾向にあります。

一方で、ベンツのリセールバリューはモデルによってばらつきが大きいのが現実です。特にAMGなどの特別モデルやSクラス、Gクラスといった人気の高い上位グレードでは高いリセールバリューを維持することが可能ですが、一般的なグレードや走行距離が多い車両は値下がりが激しい傾向にあります。輸入車であるがゆえに、維持費の高さや部品供給の不安も、中古市場ではマイナス要素と見なされることがあるのです。

このため、リセールバリューの面では、多くの車種においてレクサスが有利といえます。特に、3年後・5年後の買い替えを視野に入れている人にとっては、レクサスの安定感が安心材料になります。

ただし、ベンツも希少性のあるモデルであれば高く売却できるケースがあるため、一概にすべてのモデルで不利というわけではありません。

エンジン性能を比較してみる

エンジン性能に注目すると、ベンツとレクサスでは開発思想や得意分野が大きく異なります。ベンツは高出力と多様なラインアップを武器にしており、レクサスはハイブリッドを中心とした環境性能に強みを持っています。

ベンツの特徴は、多彩なエンジン構成にあります。1.5リッターの小型ターボから、4リッターV8ツインターボまで、多様なニーズに応えるラインアップが揃っており、加速力やトルク、エンジンレスポンスの高さで高評価を得ています。特にAMGモデルは、サーキット走行にも耐えうるレベルのパフォーマンスを実現しており、走行性能を重視するドライバーにとって非常に魅力的です。

一方、レクサスはハイブリッド技術において世界トップクラスの実績があります。燃費性能の高さ、滑らかな加速、エンジンとモーターの協調動作などに優れており、日常使用においては非常に快適です。特に、市街地走行やストップ＆ゴーの多い環境では、レクサスのハイブリッドシステムが真価を発揮します。

ただ、パワー重視の走りを求める場合には、レクサスのエンジンが物足りなく感じられることもあります。ハイブリッドはエコと快適性に重きを置いているため、ベンツの高性能エンジンと比べるとスポーティさに欠けると感じる人もいるかもしれません。

このように、エンジン性能をどのように評価するかは、用途や運転スタイルによって異なります。スポーティな加速と多様なパワートレインを求めるならベンツ、環境性能と快適性を重視するならレクサスが選択肢となるでしょう。

内装の質感と装備で比較

内装について比較すると、レクサスとベンツでは美的感覚と重視する要素が異なるため、それぞれに明確な個性があります。

ベンツの内装は、未来的かつ洗練された雰囲気が特徴です。大型のデジタルディスプレイやアンビエントライト、金属調の加飾パネルなどが採用されており、モダンでテクノロジーに富んだ空間が演出されています。特にSクラスやEクラスは、ボタン類の操作感や座席のホールド性にもこだわっており、上質な時間を提供してくれます。

対して、レクサスは日本的な美意識が内装に反映されています。木目の加飾やレザーの仕立てに職人技が感じられ、細部へのこだわりが際立ちます。特にフラッグシップモデルのLSでは、手作業による装飾が用いられており、まさに“和の高級感”と呼べる空間が広がります。

装備面でも両者に違いがあります。ベンツは先進機能を標準装備として取り入れていることが多く、HUD（ヘッドアップディスプレイ）やマッサージ機能などもグレードにより備わっています。レクサスも装備は充実していますが、グレードやオプションによってはベンツより控えめな構成となることもあります。

このように、内装と装備の面では、ベンツがモダンで機能的な高級感を、レクサスが伝統と快適性を融合した空間を提供しています。求めるテイストや使用シーンに応じて、どちらの内装が好みか判断するのが良いでしょう。

ベンツからレクサスに乗り換える理由

ベンツからレクサスに乗り換える人には、明確な理由があります。その多くは「維持費」「信頼性」「快適性」の3点に集約されます。

まず挙げられるのが維持費の差です。ベンツは高性能である反面、部品代やメンテナンス費用が高く、長く乗るほどコストがかさむ傾向にあります。これに対して、レクサスは部品供給が安定しており、国産車らしく点検や修理の費用が比較的抑えられます。

次に信頼性です。レクサスはトヨタの品質管理を背景に、故障が非常に少ないブランドとして知られています。特に長距離を走行するユーザーや、車に詳しくない人にとっては、安心して使えることが大きな魅力です。定期点検のパッケージやアフターサポートも丁寧で、不安を感じにくい点が好まれています。

さらに、快適性の違いも理由のひとつです。ベンツはやや硬めの乗り心地でドライバー向きですが、レクサスは柔らかく、静粛性にも優れており、家族での使用や通勤、街乗り中心の使い方にマッチします。

このような背景から、ベンツの高級感を一度体験したあと、もっと実用的で安心して使える車を求めてレクサスに移行する人が一定数いるのです。選び方としては、ライフステージや使用環境に応じた再評価といえるでしょう。

ブランドイメージでどっちが上か

ブランドイメージに関しては、依然としてベンツが一歩リードしていると見られています。これは世界的な認知度と長い歴史、そして圧倒的な市場シェアが背景にあります。

メルセデス・ベンツは1926年創業の老舗自動車メーカーであり、政府要人や経営者が好んで選ぶステータスブランドとしての地位を確立しています。高級車＝ベンツというイメージは、特に欧米では深く根付いており、その信頼性と格式の高さが全体のブランド価値を押し上げています。

一方で、レクサスは1989年に誕生した比較的新しいブランドですが、高品質な製品と丁寧なサービスによって着実に支持を広げています。日本ではトヨタの上級ブランドとして認知されており、信頼性と実用性を兼ね備えた高級車という評価が定着しています。北米市場でも高く評価されており、特にハイブリッド技術やアフターサポートの面では他ブランドを上回るとの声もあります。

しかし、ベンツには象徴的なスリーポインテッドスターがあり、ブランドロゴ自体が「高級の証」として認識されている点は見逃せません。車に詳しくない人でも、そのロゴを見ただけで「高級車」と感じるような強力なブランド力を持っています。

このように、世界規模での知名度やブランド力という点ではベンツが上回る傾向がありますが、レクサスは実用性と信頼性を重視する層に強く支持されています。選ぶ際は、イメージだけでなく実際の価値やライフスタイルへの適合度も加味することが大切です。