ベンツのアドブルー残量確認方法と補充の費用｜CLS・C220dでの実用的な操作法

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ベンツがいい・オリジナルイメージ

ベンツのディーゼル車に乗っていると、アドブルーの残量確認方法を知っておくことが欠かせません。とくにCLSやW212、C220dなどの車種では、残量や容量、補充方法がそれぞれ異なるため、正確な操作手順を理解しておくことが安心につながります。

この記事では、アドブルー残量確認方法の基本操作から、車両データを使ったチェック方法、警告が表示された際の対処法までを具体的に解説しています。

また、アドブルーの容量と消費目安、補充後に警告が消えない場合の対応策、純正以外のアドブルーを使う際の注意点についても触れています。

補充方法と費用の相場、こぼさないためのコツ、満タン補充時の注意点など、ベンツのアドブルー管理に役立つ情報をまとめました。

記事のポイント

①：アドブルーの基本的な残量確認操作がわかる

②：CLSやW212など特定車種での確認手順が理解できる

③：補充や警告表示時の適切な対処法が学べる

④：容量や消費量に基づいた補充タイミングがつかめる

ベンツのアドブルー残量確認方法を解説

アドブルー残量確認方法の基本操作
CLS・W212のアドブルー残量確認の手順
C220dのアドブルー容量の目安とは
警告が表示されたときの対処法
アドブルーの容量と消費目安

アドブルー残量確認方法の基本操作

アドブルーの残量を確認する基本操作は、ベンツのディーゼル車を適切に管理するために欠かせません。残量が不足すると、最悪の場合エンジンが始動できなくなる恐れがあります。事前にチェックすることで、こうしたトラブルを未然に防ぐことができます。

まず、残量を確認するには車両を電源ON（ACC）状態にする必要があります。エンジンは始動させる必要はありません。次に、メーター画面にオドメーター（走行距離）を表示させておきます。その状態で、ステアリング右側の「通話ボタン」と左側の「OKボタン」を同時に長押しします。通話ボタンを少し早く押すと、うまく裏メニューに入ることができます。この裏メニューには車両の詳細データを確認できる機能があり、その中の「車両データ」もしくは「AdBlue」項目で残量確認が可能になります。

なお、車種や年式によってメニューの名称や順序に違いがある場合があります。そのため、操作中に焦らずメニューを順番に見ていくことが大切です。中には「最大ではありません」といった抽象的な表示しか出ない車種もありますが、それでもおおよその目安として把握はできます。

注意点として、アドブルーの残量表示が「最大」になっていたとしても、センサーの誤作動や表示の遅延が起こる可能性がゼロではありません。そのため、長距離運転前などは補充履歴と実際の走行距離を踏まえて再確認しておくと安心です。

また、補充直後に残量が正しく反映されないケースも報告されています。そのような場合は、数分のアイドリングや短距離の走行を挟んでから再チェックすることで表示が更新されることがあります。

この基本操作を覚えておけば、わざわざディーラーに持ち込まずとも、自分で簡単に状態を把握することができ、メンテナンスの自由度も高まります。

CLS・W212のアドブルー残量確認の手順

CLSやW212といったメルセデス・ベンツのディーゼルモデルでは、車両によってアドブルーの残量確認ができる機能の場所や仕様に違いがあります。ただし、共通して利用できる操作手順が存在するため、それを覚えておくと便利です。

まず、CLSやW212を含むNTG4.5またはNTG4.7世代の車両では、ステアリングホイールの「通話ボタン」と「OKボタン」を活用した裏メニューへのアクセスがポイントとなります。オドメーターを表示させた状態で、通話ボタンを先に押し、その後すぐにOKボタンを同時押しして数秒待つことで裏メニューに入れます。

裏メニューに入ったら「車両データ」またはそれに類する項目を選びます。このメニュー内に「AdBlue」の情報があり、現在の残量状況を確認できます。CLSやW212の一部モデルでは「最大ではありません」などの表示が出るだけの場合もありますが、これは満タン状態ではないことを示しています。

確認後、残量が少なければアドブルーの補充を検討する必要があります。ただし、補充前には必ず残量を把握しておかないと、過剰に注ぎすぎてタンクから溢れてしまうこともあります。特にCLSなどはトランクの奥にアドブルーの注入口があるため、誤ってこぼすと匂いや錆の原因になるおそれがあります。

また、残量確認をしないまま警告灯だけを頼りに補充すると、必要以上のアドブルーを購入することになり、無駄な出費にもつながります。W212は比較的古いモデルに該当するため、センサーの反応が鈍いケースもあります。この場合は走行後やアイドリングのあとで再チェックを行うと、表示が正確になる場合もあります。

CLSやW212のような車両では、事前に操作手順を把握しておくだけで、メンテナンスが非常にスムーズになります。

C220dのアドブルー容量の目安とは

C220dはメルセデス・ベンツの中でも人気の高いディーゼル車で、アドブルー（尿素水）を使用したSCRシステムによって排ガス浄化を行っています。このモデルでのアドブルー容量は、おおよそ12リットル前後が標準とされています。ただし、実際に補充できる量は残量やシステムの構造によって前後します。

まず知っておきたいのは、アドブルーの消費は走行距離に応じて変化するという点です。C220dの場合、平均的な走行スタイルであれば1,000～1,500kmで1リットル程度が消費されると考えてよいでしょう。つまり満タンにしておけば、およそ10,000km前後の走行が可能です。

ここで注意したいのは、アドブルーが空になると警告が表示され、最終的にはエンジンが始動できなくなる可能性があることです。消費量が緩やかであるため忘れがちですが、月に数千キロ走るようなユーザーであれば定期的な残量チェックが欠かせません。

また、補充の際に一度で入る量は満タン状態に近づくにつれて少なくなっていきます。無理に全量を注ぎ込もうとすると、タンクから溢れて車両を汚すリスクがあるため注意が必要です。こぼしたアドブルーは白く結晶化し、部品を腐食させる可能性があるため、丁寧に注ぐことが重要です。

C220dに乗っている方は、取扱説明書に記載されたアドブルーの容量と消費ペースを理解した上で、走行距離に応じた補充のタイミングを見極めることが求められます。メンテナンスモードなどで残量を確認しながら、過不足のない管理を心がけましょう。

警告が表示されたときの対処法

ベンツにおけるアドブルー警告表示は、見逃すと重大なトラブルにつながる可能性があります。警告は主に「残量低下」「補充必要」「エンジン始動制限」などの段階に分かれており、表示内容によって取るべき行動も変わります。

最初に表示されるのは「アドブルー残量低下」の通知です。この時点で補充すれば特に問題はありませんが、そのまま放置すると「あと○○kmでエンジン始動不可」といった表示に進みます。これが出ると、指定された走行距離を過ぎた後にエンジンがかからなくなることがあります。

対処としては、まず安全な場所に停車し、メンテナンスモードまたは車両設定メニューからアドブルーの現在の注入量を確認してください。残量が少ないようであれば、速やかに補充を行います。補充量は車種によりますが、最低でも5〜10リットル程度用意しておくと安心です。

一方で、補充後も警告灯が消えない場合があります。この原因としてはセンサーの反応遅延やシステムエラーが考えられます。この場合、数分間エンジンをかけたままアイドリングするか、短距離を走行することでリセットがかかり、警告が消えるケースが多いです。それでも消えない場合は、専用の診断機によるリセットが必要となり、ディーラーや整備工場への相談が推奨されます。

また、補充したアドブルーの品質が悪いとセンサーが誤作動することもあります。可能な限り純正品やJIS規格品を使用し、信頼できる販売店から入手するようにしてください。

警告が表示された際は、慌てずに表示内容を確認し、段階に応じた対応を行うことが重要です。安易な無視は、後の高額修理や不動状態を招くことにもなりかねません。

アドブルーの容量と消費目安

アドブルーの容量と消費ペースを把握しておくことで、突然の警告表示や補充ミスを防ぐことができます。メルセデス・ベンツの多くのディーゼル車に搭載されているアドブルータンクの容量は、おおよそ12〜25リットル程度となっており、車種によって異なります。

一例として、W212のE350ブルーテックでは約25リットル、C220dなどのコンパクトディーゼルでは約12リットル程度のタンク容量が標準です。これに対し、アドブルーの消費量は1,000〜1,500kmで1リットルが一般的な目安です。つまり満タン時には10,000km〜15,000km程度の走行が可能です。

ただし、これはあくまで平均的なデータです。実際の消費量は運転環境、エンジンの稼働状況、気温などの要因によって変動します。短距離走行が多い場合や寒冷地では、消費が早まる傾向にあります。

また、アドブルーは保管状況にも注意が必要です。高温や直射日光を避け、密閉容器に保管することが推奨されます。開封後はなるべく早めに使い切るのが望ましく、古くなった液は性能が落ちる可能性があります。

補充の際にはタンクの容量と現在の残量を把握した上で、必要な量だけを注ぐことが重要です。補充しすぎると溢れて車両にダメージを与える可能性があるため、少しずつ様子を見ながら補充するのがコツです。

アドブルーの消費を管理するには、走行距離を基準に定期的なチェックと記録を行うと効率的です。急な警告に備えて予備のアドブルーを用意しておくと、さらに安心です。

ベンツのアドブルー残量確認方法と補充対策

補充方法と費用の相場について
純正以外のアドブルーは使える？
補充後に警告が消えない場合の対応
車両データから残量確認する手順
アドブルーをこぼさない補充のコツ
満タン補充時の容量と注意点

補充方法と費用の相場について

アドブルーの補充は、ベンツディーゼル車を安心して運転し続けるうえで欠かせない作業です。特にアドブルーが空になるとエンジンが始動できなくなるため、早めの補充が推奨されます。作業自体は難しくなく、誰でも手順を覚えれば自分で対応可能です。

補充方法としては、まず車両を平坦な場所に停車させ、エンジンを停止させます。その後、車種に応じたアドブルーの注入口（多くは給油口の隣かトランク内）を開け、専用のボトルまたはノズル付きの容器でアドブルーをゆっくり注いでいきます。このとき、泡立たないよう慎重に流し込むのがポイントです。また、一気に大量に注がず、定期的に液面を確認しながら行うことで溢れを防げます。

気になる費用についてですが、アドブルーの価格は購入方法によって異なります。ディーラーでの補充は安心感がある反面、1リットルあたり300〜500円ほどかかる場合が多く、工賃も別途請求されることがあります。一方、カー用品店やネット通販では1リットルあたり100〜200円で購入できるケースがあり、10L入りの容器で1,500円前後が相場です。

ただし、安さだけで選ぶのは注意が必要です。純度が低い製品や、保管状態の悪い商品を選ぶとセンサーの誤作動や結晶化トラブルにつながる可能性もあります。信頼性とコストを天秤にかけ、品質の保証された製品を選ぶことが大切です。

また、補充の頻度は走行距離によって変わるため、自分の利用状況を記録しておくと、次回の補充タイミングを予測しやすくなります。まとめて購入しておくと、いざというときに慌てずに対応できるという利点もあります。

純正以外のアドブルーは使える？

アドブルーには純正品とそれ以外の市販品がありますが、必ずしも純正にこだわる必要はありません。一定の品質基準を満たしている製品であれば、純正品でなくてもベンツ車に使用することができます。ただし、選ぶ際にはいくつかのポイントに注意が必要です。

まず確認すべきは、「ISO 22241」や「JIS K2247-1」などの国際・国内規格に適合しているかどうかです。これらの規格に準拠していれば、アドブルーとしての品質が保証されており、安全に使用できます。ベンツ純正品もこの規格を満たしていますが、市販品でも同様の表示がある製品であれば基本的に問題はありません。

一方、純正品には信頼性という強みがあります。品質のばらつきがなく、センサーの誤検知や結晶化のリスクが低いため、安心感を重視する方には向いています。特に新車保証期間中の使用や、頻繁に長距離走行をする人にはおすすめです。

逆に、市販のアドブルーは価格が手頃で入手しやすいというメリットがあります。大容量でまとめ買いすれば、1リットルあたりのコストを大幅に抑えることができます。普段使いでこまめに補充したい方にとっては、コストパフォーマンスが良い選択と言えるでしょう。

ただし、保存状態の悪い商品や不明なメーカーの製品は避けるべきです。保管中に品質が劣化すると、センサーエラーや排気系の不調の原因になります。また、万が一のトラブルが起きた場合、ディーラーでの保証が効かなくなるリスクもあるため、信頼できる販売元を選ぶことが重要です。

このように、純正品でなくても使える製品はありますが、選定には慎重さが求められます。規格適合・販売元・保存状態の3点を確認した上で、自分に合ったアドブルーを選びましょう。

補充後に警告が消えない場合の対応

アドブルーを補充したにもかかわらず警告表示が消えないことがあります。このような場合、センサーの反応が遅れている、補充量が不足している、あるいはシステムエラーが発生している可能性が考えられます。

まず確認すべきは、正しい手順で十分な量のアドブルーを補充できているかどうかです。ベンツの多くのモデルでは、ある一定の量（おおよそ5L以上）を補充しないとセンサーが「補充完了」と認識しない場合があります。必要量に満たなかった場合は、追加で補充してみましょう。

次に行うべきは、車両を再起動することです。エンジンを一度切ってから再度始動するだけで、システムが再認識して警告が解除されるケースがあります。それでも改善が見られない場合は、10〜15分程度アイドリングを続けたり、近所を短時間走行してみてください。走行後にセンサーが再読込みされ、正常に戻ることがあります。

それでも警告が消えない場合、センサーの故障やシステムの不具合が疑われます。このときは無理をせず、ディーラーまたは認定整備工場に相談するのが賢明です。診断機を使ってシステムのエラーログを確認し、必要に応じてリセットや部品交換が行われます。

なお、アドブルーの品質にも原因がある場合があります。不純物が混入した粗悪品を使用すると、センサーが異常値を読み取ってエラーを表示し続けることがあります。このため、補充に使った製品の品質にも注意が必要です。

走行に問題がなくても、警告灯が点き続けていると車検に通らない場合や、ストレスの原因にもなります。自己判断だけで済ませず、必要に応じて専門の対応を受けることが安心につながります。

車両データから残量確認する手順

ベンツの一部ディーゼル車では、アドブルーの残量を車両メニュー内から確認することが可能です。これにより、補充のタイミングを見誤らず、過剰な補充も避けることができます。特に自分でメンテナンスを行うユーザーにとっては、非常に便利な機能です。

確認手順はモデルによって若干異なりますが、共通する基本の流れがあります。まず、車両の電源をON（ACC）にし、エンジンをかける必要はありません。その状態でメーターパネルにオドメーター（走行距離）を表示させます。

次に、ステアリングの右側にある「通話ボタン」と左側にある「OKボタン」を同時に長押しします。このとき、通話ボタンを先に押してからOKボタンを押すことで、裏メニューに入りやすくなります。うまく操作できると、メーターパネルに「車両データ」または「サービスデータ」というメニューが現れます。

その中に「AdBlue」や「尿素水」という表示がある項目を探します。ここで残量の目安や補充の必要性が確認できます。車種によっては「最大ではありません」や「補充が必要です」といった簡略的な表現しかされない場合もありますが、それでも判断材料として十分です。

この裏メニューは、あくまでサービスモードの一部であり、通常は一般ユーザー向けには案内されていません。そのため、操作は慎重に行い、メニュー内の設定を誤って変更しないよう注意が必要です。あくまで確認目的にとどめておくのが安全です。

残量確認を定期的に行うことで、長距離移動の前や冬場などアドブルーの消費が増える状況でも安心して運転できます。ディーラーに頼らず自分で状況を把握できる点で、車両管理の自由度が高まる方法です。

アドブルーをこぼさない補充のコツ

アドブルーは尿素水であるため、こぼれると白く結晶化したり、周囲の金属部品に悪影響を与えることがあります。補充時にこぼさないための工夫を知っておくことで、車両の汚損やトラブルを未然に防ぐことができます。

まず大切なのは、適した容器を使うことです。市販されているアドブルーにはノズル付きのタイプや、手動ポンプ付きのものがあります。とくに灯油ポンプのような手動ポンプは、流量を調整しながら注げるため、こぼすリスクを大きく減らせます。

次に、車両の注入口の位置を確認しておきましょう。トランク内にある車種では、周囲が狭いため、注ぐ際に容器が不安定になりがちです。そのため、補充作業は車両を水平に停め、注入口の周囲をあらかじめタオルやウエスで覆っておくと安心です。万が一こぼれても、車体へのダメージを最小限に抑えられます。

注ぐ際は、一気に入れず、少しずつ流し込むようにします。泡立たないように容器をあまり傾けすぎず、静かに注ぐことがコツです。液面が見えにくい場合は、定期的に注ぐのを止めて、様子を見ることが大切です。

また、満タン近くになると注入口から逆流しやすくなります。そのため、少量ずつ注ぎ、途中で「音」や「手応え」が変わるタイミングを見逃さないようにしてください。これは液面が上がってきているサインです。

補充後は、周囲にこぼれていないかしっかり確認し、注入口をきちんと閉めておきましょう。万が一こぼれてしまった場合は、すぐに水で洗い流して乾いた布で拭き取ることが重要です。

満タン補充時の容量と注意点

アドブルーの満タン補充には注意が必要です。なぜなら、容量以上に注ぎ込むとタンクからあふれ、センサー誤作動や腐食の原因になってしまうからです。事前に容量を把握し、適切な量を補充することがトラブル防止につながります。

一般的なベンツ車の場合、アドブルータンクの容量は車種により異なりますが、おおよそ10〜25リットル程度が多いです。例えば、Cクラス（C220dなど）では12リットル前後、Eクラス（W212など）では20リットル以上の容量が設定されています。ただし、常にすべてが空になるわけではないため、実際に補充できる量は残量によって変動します。

満タン補充を狙って一気に注ぐのは避けたほうが良いでしょう。液面が注入口近くに達すると、勢いよく注ぐことで逆流するおそれがあります。また、センサーが誤作動して「満タン」と判断できず、警告が消えないトラブルも報告されています。

そのため、実際に注ぐ際は目安として「あと何リットル必要か」を判断した上で、少し控えめに補充するのが安全です。特に初めて補充する際は、5リットル程度ずつ様子を見ながら注ぎ、途中で液面を確認するのがポイントです。

満タンになったかどうかは、車両の「車両データ」メニューや「サービスモード」で確認できます。「最大」と表示されていれば、補充は完了です。ただし、これも数分の走行や再起動を経ないと更新されない場合があります。

こまめな管理を心がけ、必要に応じて補充する方が、結果的には車両への負担も少なくなります。満タンを目指すあまりに過剰に注ぐより、慎重に様子を見ながら補充する姿勢が大切です。